研ぎ出しのグラデーションは、漆の自然な経年変化からうまれるもの。漆が生きている証です。漆と木の軽い着け心地。「C型」にデザインしたことで、腕にスムーズにつけられます。木地を強化させるため「布着せ」をして、漆塗りの下地の中でも特に贅沢な「堅地下地」を施した職人の手仕事。60工程にも及ぶ塗り研ぎを重ね、一つ一つを育てるように作る職人の技。月日をかけて段々と透けて出てくる色柄は、まさに一点もの。内と外の色を変えた外してからも眺めたくなるような手間ひまも作り手の遊び心を感じます。日本の伝統工芸を身近にお楽しみください。